==<<管理者環境>>==
MacOSX ver.10.7.3
Xcode ver.4.2.1
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iPhoneアプリを日本以外の地域で販売する場合、その土地に合わせたローカライズが必要不可欠です。
つまり日本語表記の部分を英語などに変えたりする必要があるということです。
Xcodeには簡単にローカライズする仕組みが存在します。
本記事では、文字と画像をローカライズする方法を紹介します。
文字のローカライズ
まず、「文字」のローカライズですが、
コチラのサイトで詳しく説明されています。
少し補足だけしておきます。
<<補足>>
- ターミナルの開き方
アプリケーション >> ユーティリティ >> ターミナル

- ディレクトリ(フォルダ)の移動方法
「/Users/[ユーザ名]/iPhoneApp/TestProject/」に移動したい場合は以下のコマンドを打つ。
cd /Users/[ユーザ名]/iPhoneApp/TestProject/
- ローカライズのテスト方法
以下を辿って、日本語 <==> 英語 を切り替える。 設定アプリ >> 一般 >> 言語環境 >> 言語
画像のローカライズ続いて画像のローカライズですが、上記サイトにはその情報がないので、本記事で詳解します。
<注意>仕組みとしては文字のローカライズとなんら変わらないので、 上記で紹介したサイトの内容を把握していることを前提として話を進めます。
まず始めに承知頂きたいことがありあす。 それは、画像のローカライズは「日本語画像を英語画像に自動で変換してくれる」わけではないということです。
つまり、「日本語用の画像」「英語用の画像」は自分で用意しなければならないということです。 その上で、ファイル名を元に日本語用の画像を表示するか英語用の画像を表示するのかを自動で判断してくれるっていうだけです。
完成イメージはこんな感じ。
 ※使用している画像は以下。


では、手順です。
手順0(準備) - 日本語用、英語用それぞれの画像を用意し、Xcodeに追加しておく。
※画像ファイル名は、[img_jp.png]と[img_en.png]とする。

- StoryboardのViewController上に画像表示用のUIImageViewを配置し、[imv_Title]でOutlet宣言と紐付けをしておく。

手順1 [Localizable.strings]ファイルを作成して、Xocdeに追加、Localizationに日本語を追加する。
手順2 [Localizable.strings (English)]と[Localizable.strings (Japanese)]ファイルのコードを以下の様に書き換える。
手順3 メソッドファイルに画像をセットするコードを実装する。 - (void)viewDidLoad { [super viewDidLoad]; // デバイスの言語環境設定に応じてタイトル画像のファイル名を取得する NSString *str_TitleLocal = NSLocalizedString(@"Title", @"Title Image"); // 取得したファイル名を元にUIImageViewに画像をセットする imv_Title.image = [UIImage imageNamed:str_TitleLocal]; }
以上です。 言語環境設定の変更&プロジェクトの実行でテストしてみて下さい。 完成イメージのようになればOKです。
これで、iPhoneアプリ内をまるごとローカライズ出来ますね。
データベースを使っている場合も、それぞれの言語のテーブルなどを持っておけばローカライズできそうです。もちろんその分容量は増えてしまいますが…
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- 2012/03/25(日)|
- Xcode / objective-c
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